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SHUCO
シュウコ
Shuco
ヘアスタイリスト
Q1.あなたの「My favorite Henry Dean」は？
Akiko L（アキコ L）ピーニャ
このフラワーベースに初めて出合ったとき、こんなにフェミニンでかわいい“ヒョウ柄”があるのか……と驚きました。私はどちらかというとシンプルで洗練されたものが好きなので、インパクトの強い色柄にはあまり馴染みがなかったんです。だけど「Akiko」のピーニャは、自分はこんなものも好きなんだ、こういう色柄なら好きになれると気づかせてくれました。
実際に花を活けてみると、強い色の花を入れてもけばけばしくならずに不思議と調和する。さらに口が広いのに、一本だけ花を垂らしてもかたちになるから、器の持つ力を改めて感じました。普段はフラワーベースとしてだけではなく、キャンドルや植木、ペンやメモ帳などを入れて使っています。
Q2.今回の活け込みのポイントは？
毎日の暮らしのなかでは、花屋に立ち寄って気になる花をぱっと買って、家にあるフラワーベースを無造作に選んで活けています。今回はフラワーベースを先に決めたけれど、日常と同じような感じで、ランをぱっと選んでぱっと活けました。ランは好きな花の一つなのですが、最近あまり選んでいなかったので。ピンク系、黄系、柄のあるものの3種を組み合わせています。
暮らしのなかで飾る花は自分のためのものなので、自己満足で良いと思うんです。だから色とか大きさとか高さとかは深く考えずに、その時々で自由に活けています。花の種類も一種だけにすることが多い。いつも視界のなかに花があってほしいと思うからこそ、考えたり悩んだりする時間が生じないようにしているんです。面倒なものにしたくないので。
Q3.Henry Deanの一番の魅力は？
ガラスだけでなく陶器や金属などさまざまなフラワーベースを持っていますが、Henry Deanの出番は多いです。それはやっぱり前述のような飾り方をしたときに、決まりやすいから。「Akiko」以外に「Joe」も愛用していますが、買ってきた花を何も考えずに入れるだけで決まるから大好きです。重くて安定感があるから、そこも悩まなくてもいいですし。
古いものや完成されていないものが好きで、築50年を超えるレトロなマンションにヴィンテージ家具を置いて暮らしていますが、Henry Deanのフラワーベースはその雰囲気にも調和します。ハンドメイドの温もりや歪み、ニュアンスを備えていて、シンプルなのに個性があるところに最も惹かれているのかもしれません
PROFILE
2007年から2015年までフランス・パリを拠点とし、主にヨーロッパのファッション業界でヘアスタイリストとして活躍。その後東京へ拠点を移し、ヘアスタイリストとして活躍する傍ら、毛髪診断士として根本的に髪の毛を美しく導く活動もはじめる。2020年からはヘアアクセサリーブランド「TRESSE」を立ち上げ、2023年にはライフスタイルブランド「SUMIDAY」を立ち上げるなどディレクターとしてヘアアレンジなどの提案も発信している。
Instagram：＠shuco.hair
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