What you see is not what you get…
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経年変化を見据えた素材選び
アウトドア家具はどこに置かれるのでしょうか?答えは当然“屋外”。つまり、どんなに新しい椅子やテーブル、ベンチも過酷な環境にさらされれば、雨や風、埃で、時間と共に変化していきます。だからこそ、extremisのデザイナーは、経年変化を見据えたうえで、美しい家具を作ることに尽力しているのです。
extremisでは、経年や厳しい環境に耐えうる力を持ってこそ、真に美しいプロダクトだと考えています。また、掃除やメンテナンスにはできる限り時間を掛けたくないもの。だからこそ、木材や亜鉛メッキ鋼板のような“正しい素材”を選んでいます。そうして世代を超えて受け継がれる、美しい“ tools for togetherness” が完成するのです。
More often than not, enjoying your furniture for a long time, starts with choosing the right materials. Some thoughts on our two favourite materials.
-耐久性の高いアウトドア家具を生み出すには、正しい素材を選ぶことが重要です。extremisが好んで使う二つの素材についてご紹介します-
Our wood is alive
木は生きている
木は生きた素材です。extremisが使う木材は、高品質で常に温度や湿度に適応するために変化しています。歯を毎日しっかりと磨かないと白さが保てないように、木はメンテナンスをしなければ、滑らかな表面を保つことができません。
プロダクトが出来上がった直後は、木材部分に表面保護が施されていません。そのため、太陽や雨にさらされることで徐々に色がシルバーグレーに変化し、表面が荒くなっていきます。経年変化 も味わいがありますが、少しでも長くお使いいただくために、ウッドオイルでの定期的な手入れをおすすめしています。定期的なやすりがけとオイルを使ったメンテナンスを施し、丁寧に扱えば 20年使用可能。表面にちりや汚れがあってかろうじてその古さに気づくほどで、20年経ったころにはより温かみのある表情になるのです。
Hot dip galvanizing: the George Clooney of coating techniques
亜鉛メッキ:ジョージ・クルーニーのように経年変化で味わいを増す表面処理
初め、亜鉛メッキ鋼板はきらきらと輝いています。さまざまな環境にさらされると、徐々にマットな質感に変化していきますが、汚れが目立たず、年を経ることに風合いが良くなります。そう、まるでジョージ・クルーニーのように。特にテーブルは、経年変化でシルバーグレーになる木材も調和し、タイムレスな美しさを 醸し出すことでしょう。お客様からは「23年間、テーブルを屋外に置いているがその風合いに満足している」というお褒めの言葉をいただくことも。今日に至るまで、亜鉛メッキ鋼板はextremisで二番目に多く使われている素材です。私たちが採用する特殊な工法は、アメリカのThe Cradle to Cradle Products Innovation Instituteのグローバルな環境認証、Cardle to Cradleを取得。メッキ工法は大量のエネルギーを使いますが、鋼板の高い耐久性とリサイクル性は、それを補って余りあるほどです。extremisの製品のほとんどがどのような気候にも対応していますが、製品をお選びいただく際には、注意点がいくつかあります。「ホワイト」は 、定期的なきめ細かいお手入れが可能な場合にお選びください。また、屋外では白さの持続が難しいことを予めご留意ください。
Durability rhymes with usability
耐久性と品質管理
extremisでは、真の意味で環境に配慮したプロダクトとは、廃棄されたり、リサイクルされる必要さえないものだと考えています。耐久性のある素材を選ぶ以外にも、容易にメンテナンスでき、 必要に応じて修理に対応可能なよう保証。一部の不具合によって楽しみを損なうことがないように、特別な道具を用いなくても解体できるように工夫をしています。そのため、パラソルが破れたり、板材が割れたりした時もすぐに修理することができます。